米粉について。

米粉の歴史は、奈良時代、遣唐使により唐の菓子として『揚げた煎餅のようなもの』として伝わりました。
その後、中国へ留学した僧侶が持ち帰った点心から本格的な菓子が生まれ、その後南蛮菓子が伝わることで、茶道の発展とともに上流階級や庶民にも日本独自の和菓子として広まっていきました。
初めは水車で粉をひいていましたが、明治以降機械化が進み良質な米穀粉が広がっていきました。

米粉 イメージ

今米粉が注目されている大きな理由として食料自給率の低下が挙げられます。
日本の自給率唯一といっていいほど100%なお米を使い、自給率の低い小麦の代替品として、米粉ならではの特性を利用し小麦には出せない美味しさを作っていけないかと、製粉技術をさらに上げていこうという動きがあります。

当園でも米粉100%使用の洋菓子店とコラボして米粉を開発しています!
世の中にたくさん米粉はあふれていますが、ほんとにお菓子に使えるものかどうかは使ってみないと分からない というのが、実際米粉を買うときに調べていて感じた大きな壁でした。
洋菓子店お墨付き!米粉の良さが活かせるお菓子を作れたら、当園が目指している食卓に笑顔を米粉でもお届けるかと思い、挑戦しています!
米粉の代替ではなく、米粉だから出せる味わいで米粉=お米が求められ仕組みを創造していきます。

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