滋賀旭もうひとつのものがたり。
Instagramで滋賀旭を取り組むことになった経緯を少しずつ紹介しています。
ブログでは、つまの”私”のサイドから滋賀旭にかかわることになったものがたりをご紹介できればと思っています。
私は農業と何のかかわりもない仕事をしていました。
自然が好きな環境で育ちましたが、まさか農業をしているお家にくるとは思っていませんでした。
自然の豊かさを感じる一方で自分がこんな田舎で暮らしていけるのかとっても不安でした。
でも、今までの人生もそうしてきたように目の前に来たことには全力で取り組もう。
今いる状況も楽しもう。そう思って生活を始めました。
知り合いは一人もできませんでしたが、子どもがいたことで自然の中で遊ぶこと。
この楽しさは常に感じることができました。
お日様の光を浴びていると包まれるような暖かさを感じたことはありませんか?
その暖かさを感じている内に、自然の力の魅力を自分の目で見てみたいと思いました。
そんな時滋賀旭の話をいただきました。
「30gしかはじめの種がないんだけど。」そういって封筒に入ってもらってきた種から、
どんな田園風景が作り出されるのか。田園風景の先にどんな景色が広がるのか。単純にとても面白いと思いました。
知られていない品種だからこそ、作ったもののどうしたらいいか。たくさん残ったらどうしよう。
商品の販売サイドにいる私にとっても気になりましたが、それ以上にこの少ない種がどうなっていくかに興味がわきました。
家倉は酒米として求めてもらえ、地の味として昔つくられていたものを自分も作ってみたいと思ったようです。
こうして【手のひら30gから田園プロジェクト】がはじまりました。2021年4月のことです。
つづく。