春。
米作りは、“苗半作”。
米作りは、“苗半作”。
昔から、米作りの半分は苗で決まる
と言われています。
雪解けをへて
緊張の春が始まります。
しっかり準備、整備してきても
毎年起こる急なトラブルに対処しつつ
入念に行程を進めていきます。
STEP01. 温湯消毒
苗つくりで使用する「種子」はとっても繊細で、細菌や病原菌に対して免疫力がありません。
そこで、健康な苗に育つよう、種子に付着した菌を除去する必要があります。
お米の家倉では、60度の熱湯で殺菌する温湯消毒をしています。
その後、発芽を促進するため、冷水に10日ほど浸種(水の中に浸かっておく状態)します。
そこで、健康な苗に育つよう、種子に付着した菌を除去する必要があります。
お米の家倉では、60度の熱湯で殺菌する温湯消毒をしています。
その後、発芽を促進するため、冷水に10日ほど浸種(水の中に浸かっておく状態)します。
STEP02. 催芽
28度の水に24時間入れ、発芽させます。
しっかり芽を出しておくことが、苗の初期生育を揃えるために、大切です。
しっかり芽を出しておくことが、苗の初期生育を揃えるために、大切です。
STEP03. 種まき
床土→水→種子→土
この順に苗箱に敷き詰めていきます。
この順に苗箱に敷き詰めていきます。
STEP04. 芽出し
春先は気温差が激しく、年によっては霜が降りることもあります。
そこで、25度に設定した室内で、写真のように芽が出るまで大切に育てます。
そこで、25度に設定した室内で、写真のように芽が出るまで大切に育てます。
STEP05. 荒起こし
田んぼがしっかり乾いたタイミングで、雑草、稲わらを鋤込み、土中に酸素を補給します。
土が乾いた時に荒起こしをすることで、土を細かく砕土することができます。
次の代かき作業をスムーズに行うために重要なポイントです。
土が乾いた時に荒起こしをすることで、土を細かく砕土することができます。
次の代かき作業をスムーズに行うために重要なポイントです。
STEP06. 入水調整
代かきは、水位調整で決まる!と言っても過言ではありません。
水の量で、代かきの完成精度、所要時間も変わります。
琵琶湖に濁水を流さないためにも、とても重要です。
水の量で、代かきの完成精度、所要時間も変わります。
琵琶湖に濁水を流さないためにも、とても重要です。
STEP07. 代かき
水を張り、田んぼの高低差を確認します。
田んぼを均平にし、土をトロトロにするのが代かきです。
田んぼの均平は、その後の雑草を発生させないために最も重要です。
また、必要最小限の水で代かきすることは、高度な技術力を要しますが、琵琶湖に濁水を流さないために大切です。
田んぼを均平にし、土をトロトロにするのが代かきです。
田んぼの均平は、その後の雑草を発生させないために最も重要です。
また、必要最小限の水で代かきすることは、高度な技術力を要しますが、琵琶湖に濁水を流さないために大切です。
STEP08. 田植え
苗半作で丈夫に育った苗、
植え付け深さ、姿勢に気を配りながら丁寧に、そして素早く田植えを進めていきます。
植え付け深さ、姿勢に気を配りながら丁寧に、そして素早く田植えを進めていきます。
STEP09. 水管理
「水を制するものは、米作りを制す。」
お米の家倉のお米づくり家訓です。
雑草を抑えるのも水位、稲の成育を促すのも、抑えるのも、水位。
健康な稲を育てるために、朝夕の丁寧な水管理が欠かせません。
お米の家倉のお米づくり家訓です。
雑草を抑えるのも水位、稲の成育を促すのも、抑えるのも、水位。
健康な稲を育てるために、朝夕の丁寧な水管理が欠かせません。
EPISODE01. 大麦の収穫
収穫は、適期に刈るのが全て。
梅雨の晴れ間を縫って、休む間もなく刈り取っていきます。
梅雨の晴れ間を縫って、休む間もなく刈り取っていきます。
PHOTO GALLERY
在来種「滋賀旭」の復活に挑戦しています。
滋賀旭という、挑戦。
この土地ならではのお米を
復活させたい。
農業家としてのロマンと
歴史を未来へつなぐ挑戦を
令和三年、三〇グラム
ひと握りの種からはじめます。