秋。
田んぼが黄金に輝く、
感謝と緊張の季節。
田んぼが黄金に輝く、
感謝と緊張の季節。
いよいよ収穫まですぐそこ。
ようやくここまでたどり着けました。
と、ここで油断したら
痛い目に遭うのが秋の厳しさです。
秋の作業は「適期」が全て。
にも関わらず、梅雨と肩を並べるほど雨が多い秋。
お天道様の顔色を伺いながらの
秋のスタートです。
STEP01. 刈取り
お米の登熟具合を見極めて刈り取る観察眼収穫は、適期にできないと、品質はもちろん、味にも大きく影響します。
早過ぎても、遅過ぎてもダメ。
まさに最良のタイミングを見極める観察眼が問われる作業です。
早過ぎても、遅過ぎてもダメ。
まさに最良のタイミングを見極める観察眼が問われる作業です。
STEP02. 乾燥
やさしくゆっくり乾かします。
刈取り時に20%〜26%程度ある“もみ”の水分を、15%まで乾かします。
高温で乾燥すると作業効率はいいですが、お米が割れる原因になるので、人肌(40度程度)の低温でやさしく乾かします。
また、もみには一粒ずつ水分のバラつきがあります。均一にするために、水分18%で一度乾燥を休止します。
ここで、高水分と低水分が互いに水分をゆずり合い、均一な水分へと近づきます。
安定した均一な水分に仕上げることは、一年を通じて変わらぬおいしさをお届けするために欠かせないポイントです。
刈取り時に20%〜26%程度ある“もみ”の水分を、15%まで乾かします。
高温で乾燥すると作業効率はいいですが、お米が割れる原因になるので、人肌(40度程度)の低温でやさしく乾かします。
また、もみには一粒ずつ水分のバラつきがあります。均一にするために、水分18%で一度乾燥を休止します。
ここで、高水分と低水分が互いに水分をゆずり合い、均一な水分へと近づきます。
安定した均一な水分に仕上げることは、一年を通じて変わらぬおいしさをお届けするために欠かせないポイントです。
STEP03. 秋起こし
収穫のお礼と、また来年の豊作を願って。
実をつけるために栄養を供給してくれた土に、来年に必要な養分を還すための作業の手始めが秋起こし。
収穫後の田んぼには、刈取り時に出た多量の稲わらがあります。
気温・地温が高いうちに、土と稲わらと有機物とを混和させることで、適度な水分と微生物の働きにより分解が進み、土が元気を取り戻します。
実をつけるために栄養を供給してくれた土に、来年に必要な養分を還すための作業の手始めが秋起こし。
収穫後の田んぼには、刈取り時に出た多量の稲わらがあります。
気温・地温が高いうちに、土と稲わらと有機物とを混和させることで、適度な水分と微生物の働きにより分解が進み、土が元気を取り戻します。
EPISODE01. 大麦の種まき
お米を収穫後の田んぼで、麦茶に使われる大麦を栽培しています。大麦は乾いた田んぼを好むので、更に溝を掘り乾かしてから育てます。
そして、10月10日〜25日という最適期の間に種をまきます。
10月は日が落ちるのが早いため、写真のように18時前には真っ暗です。雨が降る予報の前には、ライトを付けて作業する日もあります。
そして、10月10日〜25日という最適期の間に種をまきます。
10月は日が落ちるのが早いため、写真のように18時前には真っ暗です。雨が降る予報の前には、ライトを付けて作業する日もあります。
PHOTO GALLERY
在来種「滋賀旭」の復活に挑戦しています。
滋賀旭という、挑戦。
この土地ならではのお米を
復活させたい。
農業家としてのロマンと
歴史を未来へつなぐ挑戦を
令和三年、三〇グラム
ひと握りの種からはじめます。