初代から変わらず受け継がれてきた
「湖北の百姓魂」。
両親が真心込めて耕してきた
「田んぼ」という名のバトン、
五代目・敬和が
受け継いで参ります。
ごあいさつ。
田んぼは、生き物を育み、作物を育み、そして人を育む故郷だから、生産者として大切にしていることがあります。
それは、健康な田んぼを守っていくこと。
「おいしいお米」とは、どんなお米でしょうか。
わたしは、「健康に育ったお米が、おいしい。」と考えています。
そのために、健康な、苗をつくる。根を痛めない、土をつくる。水をしっかり保つことで、草を抑える。
稲が健康に育つよう観察し、欲しい時に必要な分だけ、肥料を施す。
最良の時期を見定め収穫し、ゆっくり優しく籾を乾かす。
すべては稲が出す表情の変化をくみ取り、基本に忠実に。
代々受け継いできた丁寧な作業と細やかな管理の積み重ねにより、できる限り農薬・肥料に頼らない栽培を心がけています。
この想い、お米を通してお届けできれば幸いです。
お米の家倉の米づくり。
お米の家倉は、琵琶湖の北端・小谷山の麓で代々お米作りに励んでおります。
近江は遡ること平安時代、日本一の水田面積を誇っていました。一方で、広大さゆえに平野を潤す水が足りず、とりわけ湖北は、壮絶な水争いのなかで田んぼを守ってきた歴史があります。
そうして守られてきたこの地のお米作りは、時代と共に「形」を変え、「世代」を代えてきましたが、決して変わらないのは「湖北の百姓魂」。
両親が真心込めて耕してきた「田んぼ」という名のバトン。
お米の家倉 五代目・敬和が受け継いで参ります。
人・作物・環境が負担をかけず素のままに、本来の力を発揮できる状況と場所をお米の家倉でつくっています。
田んぼの中の循環では、人の細やかな手入れがあってこそ生まれており、
それにより滋賀県全体が綺麗で豊かな自然が守られています。
お米がつないでくれた、
素敵なご縁のご紹介。
お米は“主食”としてだけではなく、日本酒やお菓子、お味噌など、様々なかたちで日本の食を支え彩っています。
お米を通じて繋がった「ご縁」を紹介していきます。
在来種「滋賀旭」の復活に挑戦しています。
この土地ならではのお米を
復活させたい。
農業家としてのロマンと
歴史を未来へつなぐ挑戦を
令和三年、三〇グラム
ひと握りの種からはじめます。