無農薬米での酒造りが、新たな挑戦へと導いてくれた
冨田酒造有限会社 様
家倉くんとの出会いは2010年。会った瞬間、何よりもまず真面目な人だなと思いました。
冨田酒造では当時すでに減農薬の米を使った酒造りをしていましたが、次は無農薬の米で酒を造ってみたいという思いがあって。
家倉くんと出会って話をしていく中で、「一緒にやってみようか」となったのが無農薬米で酒造りを始めたきっかけです。
いざやってみると、無農薬米とそうでないお米には明らかな違いがありました。
まず、無農薬のお米は発酵が穏やかです。そしてタンパク質の含有量が少ない分、なめらかな味の酒に仕上がります。もともとは安心安全で体に優しい素材で酒を造りたいと思って始めたことですが、思いがけず「無農薬の米で造る酒」の味が確立できる結果となりました。
まず、無農薬のお米は発酵が穏やかです。そしてタンパク質の含有量が少ない分、なめらかな味の酒に仕上がります。もともとは安心安全で体に優しい素材で酒を造りたいと思って始めたことですが、思いがけず「無農薬の米で造る酒」の味が確立できる結果となりました。
それ以来、毎年1月に昨年のお米についての反省と、今年に向けてのミーティングを続けていて、水の管理やより自然に近い農法など、かなり細かいところまで相談し合っています。
もう10年以上の付き合いになりますが、最初に感じた真面目で人を大切にしているという印象が、今ではより強くなったように思います。
いつまでも丁寧で、気配りがすごい。会いに行けば、いつも見えなくなるまで見送ってくれます。
だから紹介する人はみんな家倉くんに惚れ込んで、この人のお米が食べたいと思うようになるんですよね。
いつまでも丁寧で、気配りがすごい。会いに行けば、いつも見えなくなるまで見送ってくれます。
だから紹介する人はみんな家倉くんに惚れ込んで、この人のお米が食べたいと思うようになるんですよね。
今年、彼と一緒に始めたのが在来種の「滋賀旭」から酒を造ろうというプロジェクトです。
近頃は日本酒の業界でもテロワールが注目されていますが、うちではもともと地元産の米を使っているし、それ以上のことをするのが難しかった。そこでたどり着いたのが、在来種のお米を使った酒造りです。
滋賀旭を栽培する農家は他にもありますが、5年、10年と同じ場所でとれた種を使い続ければ、必ず土地やつくり手によって違う味になってきます。その違いは、もちろん酒にも現れるでしょう。そこで初めて、これまでより一歩進んだ“この土地ならではの味”が語れるようになるのかなと思うと、今からとても楽しみです。
近頃は日本酒の業界でもテロワールが注目されていますが、うちではもともと地元産の米を使っているし、それ以上のことをするのが難しかった。そこでたどり着いたのが、在来種のお米を使った酒造りです。
滋賀旭を栽培する農家は他にもありますが、5年、10年と同じ場所でとれた種を使い続ければ、必ず土地やつくり手によって違う味になってきます。その違いは、もちろん酒にも現れるでしょう。そこで初めて、これまでより一歩進んだ“この土地ならではの味”が語れるようになるのかなと思うと、今からとても楽しみです。
冨田酒造有限会社
〒529-0425 滋賀県長浜市木之本町木之本1107 (Google Mapで確認する)
TEL|0749-82-2013 FAX|0749-82-5507
営業時間|9:00-18:00 定休日|不定休
公式サイト|www.7yari.co.jp
【七本鎗 無農薬純米 無有】の詳細はこちら
お米が変わると、お店が変わる。